つい買ってしまった。ビクターエブリオ #1
Macオンリーのネタ & 備忘録
今年は新しい家族が増えることもあり、義妹からビデオカメラを借りてばかりいられないだろうということを話していたのだが、そんな時に限って、「ジャパネットたかた」で放送されたりするんですよね。
で、つい買ってしまったんです、ビクター ハードディスクムービー Everio(エブリオ)! GZ-MG130
しかも、いつもなら機能や、MacOSXの対応はどうだとかしっかり下調べしてから購入する私が、なんの下調べもなしに。。。。
まあ、田舎の祭りの画像を試し取りのネタにしたかった事もあり少々焦っていたのも理由ですが。
で、案の定。私の環境では幾つかの問題が・・・・。
とは言っても動作しないとかという問題ではなく、操作手順が非常に面倒だったということ。
ということでその手順を備忘録として残しておく事にする。
前置きはこれくらいにして、まずは、気付いた問題点から。
ジャパネットで購入したVictor GZ-MG130は、2007/9/3現在、このモデルの詳細はメーカーのページには記載されていないが、どうも、GZ-MG77の上位機種のように見える。(あくまで私の想像。)
なので、GZ-MG77と同様に、iLife'06までのiMovieとのDV接続によるムービーの直接取込みや編集は行えない。
● 問題1 - iLife '06のiMoveとMPEG2
iLife '06のiMoveは、MPGEG2ファイルを直接取込むことができない。DVストリームに変換する必要がある。この問題は、Everioのページにも記載されており、pixelaからmpeg2をDVストリームに変換するソフトが有償で提供されている。(他にもSharewareで提供されているものもあるが。。。)
iLife '06のままの私のPowerBookでは、前述のソフトを利用してiMovieで扱えるデータ形式にした。
● 問題2 - 16:9
Everio GZ-MG130で、16:9サイズで撮影した映像を、PixelaのCapty MPEG Edit EXを利用しDVストリームに変換した場合、16:9のサイズが4:3で表示されてしまい縦長の映像となってしまう。この問題には、QuickTime Playerで開いたDVストリーム形式のムービー(縦長の映像になってしまう)を再度DVストリーム形式16:9サイズで書き出すことで対応できた。
この変換操作を行った後で、やっと、iLife '06のiMovieで取り扱える形式のDVストリーム形式のムービーファイルになる。
Victor Everio GZ-MG130の16:9サイズの映像をiLife'06のiMovieへ取込むにはカメラから直接取込む場合の3倍程度の手間と時間が必要になるということは覚悟しておいてほうがいいですね。
(別エントリではもっと楽な方法を紹介しますが、iLife'06のiMovieユーザは、この面倒な操作から逃げることはできないようです。はい。)
では、iLife'06のiMovoieでVictor Everioで撮影したムービーを取込むまでの手順を以下に示します。
● Everio GZ-MG130の接続と .MODファイルのコピー
Everioが外部ハードディスクとしてMacにマウントされたら、SD_VIDEOのPRGnnn以下のフォルダにある .MODファイルをローカルディスク(適当なフォルダを作成して .MODファイルをドラッグ&ドロップ)にコピーする。
● MPEG2 -> DVストリーム
pixela : Capty MPEG Edit EXを起動して、Everioからコピーした MPEG2形式のムービー(.MOD)ファイルをDVストリーム形式のムービー(.dv)ファイルとして書き出す。
う〜〜〜ん。ユーザーインターフェースは、Windowsチックだねぇ〜
.MODファイルを中央上部にあるモニターウィンドウへドラッグ&ドロップする。
次に取込まれたムービーの先頭フレーム選択してIN/OUT点パネルの「IN」ボタンクリック(又は、先頭フレームをIN/OUT点パネルの開始点パネルへドラッグ&ドロップ
さらに、ムービーの最終フレームを選択して「OUT」ボタンクリック(又は、最終フレームをIN/OUT点パネルの最終点パネルへドラッグ&ドロップする。
IN/OUT点パネルに開始フレームと最終フレームを設定したら、IN/OUT点パネルの「設定」ボタンをクリックする。すると、指定範囲のフレームが左上のトリミングウィンドウに表示される。
メニュー->ファイル->ファイル作成を選択して、DVストリーム形式ファイルを作成する。
尚、ムービー全体がトリミング対象に...というダイアログがでるが 「OK」ボタンをクリック。(このダイアログはかなり、うざったい。)
次に、「作成」ダイアログが表示されるので、DVストリームを選択して、「実行」ボタンをクリック。
あとは処理が終わるのをじっと待つ!
処理が終わると、DVストリーム形式(.dv)ファイルが作成されているはずだ。
Everioで16:9で撮影したムービーをCapty MPEG Edit ExでDVストリーム変換した場合、4:3サイズとして縦長の映像となってしまう。
以下、iLife'06のiMoveを起動し、16:9のDVワイドスクリーンでプロジェクトを作成後、Capty MPEG Edit ExでDVストリームへ変換しただけのムービーを取込んだところ。
本来16:9であるサイズが、4:3として表示され縦長になっているのがお分かりだろうか?
前述の問題は、Capty MPEG Edit EXで DVストリームへ変換後、QuickTimeプレーヤを起動し、16:9のDVストリームファイルへ再書き出しすれば回避できる。
まずは、Capty MPEG Edit EXで DVストリームへ変換後の .dvファイルをQuickTimeプレーヤーで開く。
「書き出し」ポップポップアップメニュー ->「ムービーからDVストリーム」を選択し、オプションボタンをクリックして、「アスペクト比」を16:9に設定する。
そして、最終変換後の .DVファイルを先ほど作成した iLife'06のiMovieプロジェクトへ取込む。
やっとできた〜〜〜〜!!
ということで、 iLife'06までのiMovieと Victor Everio GZ-MG130で 16:9のワイドスクリーンムービーを編集しようとするかなり面倒な操作と、数倍の時間がかかるということはお分かり頂けたかと思います。
iLife'06までのiMovieを利用するマシンスペックしかないMacをお持ちの方はこんな方法しかないと思います。
次回は、iLife '08のiMovie'08 Version 7.0.1と Victor Everio GZ-MG130で同じ映像を編集したらどうなるか!
というエントリにする予定。
Oracle無関係なネタ連ちゃんですが、Macネタも大切なので・・・・Macフリークには。。。 m(_ _)m
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