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2010年12月 4日 (土) / Author : Hiroshi Sekiguchi.

VirtualBox de Oracle11g R2 RAC #3

VirtualBox de Oracle11g R2 RACのつづきです。

以下のような内容で進めていきます。ほぼ元ネタに近いですけどね :)

前々回前回と少々構成もあるあるていど書いてますが、全体像をまとめて書いておきますね。

  1. ハードウェア構成(VMなのでVMの構成も含めて)、ソフトウェア構成など
  2. Linux (CentOS 5.5 x86_64)のインストール
  3. Openfiler2.3 x86のインストール
  4. Openfiler2.3 x86によるiSCSIボリュームの構成
  5. Oracle RACノードでのiSCSIボリュームの構成
  6. Oracle所有者と関連ディレクトリの作成及び環境変数の設定
  7. Oracle向けLinuxサーバーの構成(カーネルパラメータの設定)
  8. Oracle RACノード間リモートアクセスの構成とntpの構成
    sshの構成は念のために行った、多分、実施しなくても大丈夫だと思うけど…ついでなので、ちょいと意地悪な実験をしてみた)
  9. ローカルネームサーバの構成
  10. Oracle RACノード構成ファイルの確認
  11. Oracle Automatic Storage Management(ASMLib 2.0.5 x84_64)のインストール及び構成
  12. Oracle11g R2 11.2.0.1.0 RACインストール事前作業
  13. Oracle11g R2 11.2.0.1.0 Grid Infrastractureのインストール
  14. Oracle11g R2 11.2.0.1.0 Database softwareのインストール
  15. Oracle11g R2 11.2.0.1.0 examplesのインストール
  16. Oracle Cluster databaseの作成
  17. Net Serviceの確認
  18. Oralce Grid InsfastructureとDatabase構成の確認
  19. Clusterの開始と停止の確認
  20. 簡単なTransparent Application Failover (TAF)の確認



・Hardware

・CPU - Intel Core i7-980X Extreme Edition 3.33Ghz (6 core / 12 thread) * 1
・Memory - 12GB (2GB * 6)
・Disk - S-ATA2 1TB * 2
・NIC - on board Gbit NIC * 1
グラフィックカードは気にしてなかったので安めの、 NVIDIA GeForce GTS 250 (512MB)

上記PCで3つのVMを起動するので結構いっぱいいっぱいなのでクライアントはいつものようにMacを使います。
MacProの12-Core (2.66GHz 6コア Intel Xeon"Westmere" * 2)ってお化けPCがもうちょっと早く発表されてたらな〜、Mac上でVM作って楽しめたんだがタイミングの問題なのでしかたない 
><


・Software

・Host OS - CentOS5.5 (kernel 2.6.18-194.17.1.el5) x86_64
・System virtual machine software - VirtualBox 3.2.8 x86_64 for Linux

・Guest OS (for iSCSI) - Openfiler2.3 x86 (rPath Linux)
・DNS - bind9.4.3_P5-1.1-1 (rPath Linuxのソフトウェア管理ツールであるconaryを利用してインストールします)

・Guest OS (for RAC) - CentOS5.5 x86_64 (kernel 2.6.18-194.17.1.el5)

VMの構成は前回の通りなのだが、一応書いておくと

・Openfiler2.3 x86向けVMの構成
ネットワークアダプタ1をブリッジアダプタで定義してPublicネットワーク用に利用し、ネットワークアダプタ1は内部ネットワークとして定義しPrivateネットワーク用(iSCSIのアクセス用)に利用する。
ちなみに、VirtualBoxの内部ネットワークは、VM間でのみ通信できるアダプタなのでInterConnectなどのPrivateネットワーク向きなんじゃないかと思っている。

・OSタイプ - Red Hat (32bit仮想マシン)
・メインメモリ - 2GB (ちょいと少なめ)
・プロセッサ数 - 2
・SATAポート0 - 100GB
・ネットワークアダプタ1 - Intel PRO/1000 MT Desktop (ブリッジアダプタ - eth0)
・ネットワークアダプタ2 - Intel PRO/1000 MT Desktop (内部ネットワーク - intnet)

・各RACノードのCentOS5.5 x86_64向けVMの構成
Openfiler向けVMと同様にネットワークアダプタ1はブリッジアダプタとして定義して、Publicネットワークとして利用し、ネットワーク2は内部ネットワークで定義してiSCSI用のPrivateネットワーク。ネットワークアダプタ3も内部ネットワークとして定義し、Interconnect用Privateネットワークとして使う。

・OSタイプ - Red Hat (64bit仮想マシン)
・メインメモリ - 4GB
・プロセッサ数 - 4
・SATAポート0 - 50GB
・ネットワークアダプタ1 - Intel PRO/1000 MT Desktop (ブリッジアダプタ - eth0)
・ネットワークアダプタ2 - Intel PRO/1000 MT Desktop (内部ネットワーク - intnet)
・ネットワークアダプタ3 - Intel PRO/1000 MT Desktop (内部ネットワーク - intnet)


ということで次回へつづく。





これまでのあらすじ
Mac de Oracle - 10万円未満 de RAC (11g編)#28

VirtualBox de RAC (Oracle11g R1編) #1
VirtualBox de RAC (Oracle11g R1編) #2



VirtualBox de Oracle11g R2 RAC #1
VirtualBox de Oracle11g R2 RAC #2 - 事前調査など…

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