Mac de Oracle - 10万円未満 de RAC (11g編)#3 Tweet
つづきです。今回はOpenfiler2.3をiscsi-targetにするPCへインストールする。
- ハードウェア構成と価格(Mac De Oracle - 10万円 de RAC #1とMac De Oracle - 10万円 de RAC #5参照のこと)
- Linux (CentOS 5.2)のインストール
- Openfiler2.3のインストール
- Openfiler2.3によるiSCSIボリュームの構成
- Oracle RACノードでのiSCSIボリュームの構成
- Oracle所有者と関連ディレクトリの作成及び環境変数の設定
- Oracle向けLinuxサーバーの構成(カーネルパラメータの設定)
- hangcheck-timerカーネル・モジュールの構成
- Oracle RACノード間リモートアクセスの構成
- Oracle RACノード構成ファイルの確認
- Oracle Cluster File System (OCFS2)のインストール及び構成
- Oracle Automatic Storage Management(ASMLib 2.0)のインストール及び構成
- Oracle11g R1 インストール事前作業
- Oracle11g R1 Clusterwareのインストール
- Oracle11g R1 Database softwareのインストール
- Oracle11g R1 examplesのインストール
- TNS Listenerの構成
- Oracle Cluster databaseの作成
- Oracle Net Serviceの確認
- Oralce RAC ClusterとDatabase構成の確認
- Clusterの開始と停止の確認
- Oracle Clusterwareプロセス・モニター・デーモンの構成
- 簡単なTransparent Application Failover (TAF)の確認
- MacOSXからの接続確認(Mac De Oracleではお約束!なので)
3.Openfiler2.3のインストール
Openfiler2.3は以下のisoイメージをダウンロードして利用する
・openfiler-2.3-x86-disc1.iso
ダウンロードしたisoイメージをCDに焼く。MacでisoイメージをCDに焼く方法は以前の記事を参考に。
・インストール
Openfiler2.3のインストールもOpenfiler2.1のインストール手順と全く同じであった。インストールするPCも以前使用したであるためインストール及びネットワーク構成は「10万円 de RAC」のエントリを参照してもらいたい。
但し、以前と比べ改善点があった。Openfiler2.1では同一PCに複数のNICがある場合、より高速なNICをeth0として認識していたようなのだが(そのような結果になっていた)、Openfier2.3ではオンボードのNICをeth0、追加したNICをeth1と認識くれたのでお陰で、以前のように一度認識されたNICの構成を手動で入れ替えるという操作は不要だった。(^^)
参考:openfiler graphical installation
おっと、忘れるところだった。Openfilerをインストールしたマシンを再起動する前にやっておきたい事が1つ。それは・・・自動アップデートを止めておくこと。。
以前、自動更新されiscsi-targetが消えてしまうという事態が発生したためだ。今回も念のためconaryによる自動アップデートを行わないようにしておく。(現時点では自動アップデートは不要なので)
お手軽な方法は、/etc/conaryrcの定義を全てコメントアウトしてしまう方法。
[root@arowana ˜]# cat /etc/conaryrc
#commeted out
#installLabelPath openfiler.rpath.org@ofns:2 conary.rpath.com@rpl:1 raa.rpath.org@rpath:raa-2
#pinTroves kernel.*
#autoResolve True
#includeConfigFile /etc/conary/config.d/*
[root@arowana ˜]#
インストールに成功していれば、ブラウザでhttps://hostname or ip address:446/へアクセスすると以下のようなログイン画面を見る事ができるだろう。
次回へつづく
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