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2008年10月 7日 (火) / Author : Hiroshi Sekiguchi.

Mac de Oracle - 10万円未満 de RAC (11g編)#2

以下に示した内容に沿って書いていこうと考えているが、実際に行った作業で10万円 de RACで書いた内容と同じ部分がほとんど。結局、以前の記事参照なんて部分が多くなりそうだ。。。(^^
Openfiler2.3の管理画面が2.2の頃とは違っているのOpenfiler関連部分が中心になるかもしれません。

  1. ハードウェア構成と価格(Mac De Oracle - 10万円 de RAC #1とMac De Oracle - 10万円 de RAC #5参照のこと)
  2. Linux (CentOS 5.2)のインストール
  3. Openfiler2.3のインストール
  4. Openfiler2.3によるiSCSIボリュームの構成
  5. Oracle RACノードでのiSCSIボリュームの構成
  6. Oracle所有者と関連ディレクトリの作成及び環境変数の設定
  7. Oracle向けLinuxサーバーの構成(カーネルパラメータの設定)
  8. hangcheck-timerカーネル・モジュールの構成
  9. Oracle RACノード間リモートアクセスの構成
  10. Oracle RACノード構成ファイルの確認
  11. Oracle Cluster File System (OCFS2)のインストール及び構成
  12. Oracle Automatic Storage Management(ASMLib 2.0)のインストール及び構成
  13. Oracle11g R1 インストール事前作業
  14. Oracle11g R1 Clusterwareのインストール
  15. Oracle11g R1 Database softwareのインストール
  16. Oracle11g R1 examplesのインストール
  17. TNS Listenerの構成
  18. Oracle Cluster databaseの作成
  19. Oracle Net Serviceの確認
  20. Oralce RAC ClusterとDatabase構成の確認
  21. Clusterの開始と停止の確認
  22. Oracle Clusterwareプロセス・モニター・デーモンの構成
  23. 簡単なTransparent Application Failover (TAF)の確認
  24. MacOSXからの接続確認(Mac De Oracleではお約束!なので)



2.CentOS5.2のインストール

2台のDELL Optiplex GX260 CPU:P4 2.4Ghz/DISK:20GB(この時点では搭載メモリは512MB)へCentOS5.2をインストールしネットワークの構成まで行う。

・CentOS5.2のダウンロード(CDドライブしかない機種なのでISOイメージをダウンロード)
 CentOS-5.2-i386-bin-1of6.iso
 CentOS-5.2-i386-bin-2of6.iso
 CentOS-5.2-i386-bin-3of6.iso
 CentOS-5.2-i386-bin-4of6.iso
 CentOS-5.2-i386-bin-5of6.iso
 CentOS-5.2-i386-bin-6of6.iso

MacでISOイメージのCDを焼く方法は以前の記事を参考に。

Burn_cds

CentOS5.2になったからといっても特にインストール方法に大きな違いはなく、以前使っていたH/Wを流用していることもありパーティションサイズやネットワーク構成も以前書いた内容と全く同じなので詳細は以前の記事及び、US OTNの記事を参照のこと。
今回、CentOS5.2を使っているがUS OTNの記事ではOracle Enterprise Linuxを利用している。どちらもRHEL5互換なのでインストールするパッケージも同じようだ。まだOracle Enterprise Linuxをインストールした事がないので詳しく書くだけの知識はないのですがね・・・。)

ネットワーク構成について少々追記しておくと。RACを構成する2ノードとも、DHCPは利用せず、固定IP。また、gateway及び、DNSの ipアドレスは、192.168.1.1 とした。(配置図参照のこと。)また、IPv6はOFFにしてある。

RACを構成するノード1 (hostname=discus1.macdeoracle.jp)
device ip address sub-netmask 備考
eth0 192.168.1.3 255.255.255.0 パブリックネットワーク用、100メガビット
eth1 192.168.2.3 255.255.255.0 プライベートネットワーク用、ギガビット
RACを構成するノード2 (hostname=discus2.macdeoracle.jp)
device ip address sub-netmask 備考
eth0 192.168.1.4 255.255.255.0 パブリックネットワーク用、100メガビット
eth1 192.168.2.4 255.255.255.0 プライベートネットワーク用、ギガビット

リリースノートにも記載されているが、SELinuxはPermissiveモードにすること。
また、FirewallはDisableにしておく。


Firewall Selinux

Openfiler2.3をインストールするPCも含めたネットワークの構成は以下。(内容は以前と同じなのですが念のため)

[root@discus1 ˜]# cat /etc/hosts
# Do not remove the following line, or various programs
# that require network functionality will fail.
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost

# Public Networks - (eth0)
192.168.1.3 discus1.macdeoracle.jp discus1
192.168.1.4 discus2.macdeoracle.jp discus2
192.168.1.5 arowana.macdeoracle.jp arowana

# Private Network - (eth1)
192.168.2.3 discus1-priv.macdeoracle.jp discus1-priv
192.168.2.4 discus2-priv.macdeoracle.jp discus2-priv
192.168.2.5 arowana-priv.macdeoracle.jp arowana-priv

# Public Virtual IP(VIP) address for - (eth0)
192.168.1.100 discus1-vip.macdeoracle.jp discus1-vip
192.168.1.101 discus2-vip.macdeoracle.jp discus2-vip
[root@discus1 ˜]#

次回へつづく

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