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2007年4月17日 (火) / Author : Hiroshi Sekiguchi.

DashCode Public Beta - Dashboard de OTN-J #1

以前、DashCode Public Betaが、ADCのサイトからダウンロードできるようになっていると書いたが、Leopardのリリースが10月頃まで延期されるということで、しばらくは、正式版DashCodeにお目にかかるのも延びる、ということもあり、少々、DashCode Public Betaで遊んでみる事にした。

で、ネタはどうする? と、しばし考える。。。浮かんだのが、やはり、RSS FEEDを扱うネタ。 
DashCode Public Betaには、FEEDを扱うテンプレートが2種類用意されているので、それら利用することにした。

今回作成するFEED READER widgetの概要は以下。


  1. 対象とするFEEDのサイトは、とりあえず固定。
    Oracle Technology Networkの会議室のFEEDを参照することにする。お約束?!)

  2. DashCode Public Betaで提供されているテンプレートをそのまま、又は、必要に応じて、カスタマイズする。

  3. Widgetに表示するのは、FEEDエントリのタイトルと概要、それに投稿者ぐらいにする。

  4. Widget上に表示されたFEEDエントリのタイトルをクリックすると該当エントリをWebブラウザで開く。

  5. Widgetの裏面に Mac De Oracleへのリンクを配置し、クリックすると Mac De OracleのトップページをWebブラウザで開くようにする。

  6. 最新のFEEDを取得できるよう 「リフレッシュ」ボタンを配置しておく。

できればアイコンまで作る予定。


では、早速、作業開始!

まず、DashCode自体の操作方法に慣れておく必要もあるため、利用するテンプレートを選び、プロジェクトを作成する。その後、テンプレートをカスタマイズしないで、FEED READER Widgetを作成して、自分のDashboardに登録してみたいと思う。(DashCodeでの開発の流れは、これである程度は把握できるのではないかと思うが。。。。)

DashCodeの操作は直感的でいいですね。以下の操作に掛かった時間は、5分もかからなかったと思う。
OSC2007の DashCodeで簡単ウィジェット開発を受講したおかげで、基本的な操作の流れは把握していたこともその理由だが。。。
(尚、DashCodeの解説は、メニューからhelpを選択すると閲覧できるほか、ADCのサイトで参照することもできるので操作方法などの詳細はそちらを参照されたい。)


(1) DashCode Public Betaを起動する。

起動するとテンプレートを選択するダイアログが現れる。RSS FEEDを扱うテンプレートは2種類あるが、今回は、Daily Feedというテンプレートを利用することにした。[an error occurred while processing this directive]
1_1


(2) 表示するURLの設定

テンプレートを選択するとキャンバスと呼ばれるPaneにWidgetのひな形が表示される。このひな形の「Drop on RSS Feed URL Here」と表示されているエリアへ、表示したいFEEDのURLをDrag & Dropすれば設定は完了してしまう。
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2_1 3_1 4_1 5_1


(3) Widgetの裏面デザイン

最終的には裏面デザインは変更するのだが、今のところテンプレートのままで。[an error occurred while processing this directive]
6_1


(4) プロジェクトの保存

基本的な設定はこれだけなので、作成したプロジェクトは名前を付けて保存しておく。[an error occurred while processing this directive]
7_2 8_1


(5) Widgetのテスト

作成したWidgetをDashCode上で実行してみる。(DashCode Public Beta版では、実行時のロケールは英語になっているようだ。この点については別途解説する。)
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9_1
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DashCodeがPublic Beta版ということもあるのだろう。テンプレートをそのまま利用しているだけでは、RSS2.0対応のFEEDの処理には少々問題があるようだ。
例えば、Untitledと表示されている箇所には、各エントリの<title>要素の値が表示されるはず? なのであるが、表示されていない。 (この問題については、カスタマイズ時に改善するつもりだ)

ちなみに、ATOM1.0のURLを設定しても同じく、<title>要素値は表示されない。
尚、Daily Feedと表示されている場所には、該当エントリが投稿された年月日が表示されるのだが、Oracle Techonoloy NetworkフォーラムのFEED(RSS2.0)には、<pubDate>要素や<dc:Date>要素が省略されているため表示されていない。(拡張された要素を参照するようにすれば対応可能なので、widgetをカスタマイズして対応することにする。)


(6) widgetのデプロイ

作成したWidgetをDashboardへデプロイする。デプロイする際、Widget動作の互換性の設定も行える。今回は、MacOSX10.4.3以降で動作するように設定してある。(尚、画面は現在ログインしているユーザのDashboardへWidgetをデプロイする様子。アイコンを設定していないので白のアイコンが表示されている。)
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(7) Dashboardの表示

デプロイが完了するとDashboardでの表示ができるようになる。表と裏面を表示させた状態のスクリーンショット。テンプレートのままだと、やはり見栄えなどもいまひとつかな。
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(8) Widgetの管理

Widgetの管理は、「+」アイコンクリック->「ウィジェットの管理...」ボタンをクリックで表示される
テンプレートのままデプロイしてあるので、今回デプロイしたWidgetは白色のアイコンで表示されている。
(このままでは寂しいので、カスタマイズ時には、アイコンを設定することにする。)

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今日はここまで。
カスタマイズや、現時点のテンプレートではうまく処理できていない点の修正などは次回以降ということで。。

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