Mac De Oracle - 10万円 de RAC #14 Tweet
Oracle RACノードでのiSCSIボリュームの構成のつづき。
- ハードウェアの価格と構成
- Linux (CentOS 4.4)のインストール
- ネットワークの構成
- Openfilerのインストール
- OpenfilerによるiSCSIボリュームの構成
- Oracle RACノードでのiSCSIボリュームの構成 その1。 その2。
- Oracle所有者と関連ディレクトリの作成及び環境変数の設定
- Oracle向けLinuxサーバーの構成(カーネルパラメータの設定)
- hangcheck-timerカーネル・モジュールの構成
- Oracle RACノード間リモートアクセスの構成
- Oracle RACノード構成ファイルの確認
- Oracle Cluster File System (OCFS2)のインストール及び構成
- Oracle Automatic Storage Management(ASMLib 2.0)のインストール及び構成
- Oracle 10gソフトウェアのダウンロード)
- Oracle10g R2インストール事前作業
- Oracle10g Clusterwareのインストール
- Oracle10g R2 Database softwareのインストール
- Oracle10g R2 Companion CD softwareのインストール
- TNS Listenerの構成
- Oracle Cluster databaseの作成
- Oracle Net Serviceの確認
- 表領域の作成と変更
- Oralce RAC ClusterとDatabase構成の確認
- Clusterの開始と停止の確認
- 簡単なTransparent Application Failover (TAF)の確認
- PowerBook G4のJDeveloper10g/SQL Developer/SQL*Plusなどからの接続確認(Mac De Oracleではお約束!なので)
MacOSX 10.4.8(PowerPC)へのOracle10g clientインストールは特に新しいネタでもないので記事として書く予定はないが、MacOSX 10.4.8(PowerPC)のJDeveloper10g、SQL DeveloperやSQL*Plusからの接続確認等の記録は載せる予定である。
前回に引き続き、Oracle RACを構成するノードでのiSCSIボリュームの構成作業の後半部分。
作業内容は、OTN USのエントリー 10. Configure iSCSI Volumes on Oracle RAC Nodesに同じ。
また、各操作は、Apple PowerBook G4のTerminalから sshを利用し、Oracle RACを構成する各ノードに接続して行っている。
尚、Terminalの文字セットエンコーディングは、UTF-8にしておく。特別、日本語に戻す必要はないのだが、折角なので環境変数LANGは ja_JP.UTF-8に戻して行った。
[root@discus1 ˜]# echo $LANG
ja_JP.UTF-8
[root@discus1 ˜]#
● fdiskでSCSIデバイスにパーティションを作成する。
パーティションの作成は、Oracle RACを構成する1つのノードで実行するだけでよい。下記例では、discus1から実行している。
※1デバイス毎に1パーティションを作成し、全シリンダを割り当てた。
[root@discus1 ˜]# fdisk /dev/sda
デバイスは正常な DOS 領域テーブルも、Sun, SGI や OSF ディスクラベルも
含んでいません
新たに DOS ディスクラベルを作成します。あなたが書き込みを決定するまで、変更は
メモリ内だけに残します。その後はもちろん以前の内容は修復不可能になります。
このディスクのシリンダ数は 22016 に設定されています。
間違いではないのですが、1024 を超えているため、以下の場合
に問題を生じうる事を確認しましょう:
1) ブート時に実行するソフトウェア (例. バージョンが古い LILO)
2) 別の OS のブートやパーティション作成ソフト
(例. DOS FDISK, OS/2 FDISK)
警告: 領域テーブル 4 の不正なフラグ 0x0000 は w(書き込み)によって
正常になります
コマンド (m でヘルプ): p
Disk /dev/sda: 23.0 GB, 23085449216 bytes
64 heads, 32 sectors/track, 22016 cylinders
Units = シリンダ数 of 2048 * 512 = 1048576 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
e 拡張
p 基本領域 (1-4)
p
領域番号 (1-4): 1
最初 シリンダ (1-22016, default 1): 1
終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (1-22016, default 22016): 22016
コマンド (m でヘルプ): p
Disk /dev/sda: 23.0 GB, 23085449216 bytes
64 heads, 32 sectors/track, 22016 cylinders
Units = シリンダ数 of 2048 * 512 = 1048576 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 1 22016 22544368 83 Linux
コマンド (m でヘルプ): w
領域テーブルは交換されました!
ioctl() を呼び出して領域テーブルを再読込みします。
ディスクを同期させます。
[root@discus1 ˜]#
.../dev/sdb、/dev/sdc、/dev/sddも同様、中略...
[root@discus1 ˜]# fdisk /dev/sde
デバイスは正常な DOS 領域テーブルも、Sun, SGI や OSF ディスクラベルも
含んでいません
新たに DOS ディスクラベルを作成します。あなたが書き込みを決定するまで、変更は
メモリ内だけに残します。その後はもちろん以前の内容は修復不可能になります。
警告: 領域テーブル 4 の不正なフラグ 0x0000 は w(書き込み)によって
正常になります
コマンド (m でヘルプ): n
コマンドアクション
e 拡張
p 基本領域 (1-4)
p
領域番号 (1-4): 1
最初 シリンダ (1-1009, default 1): 1
終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (1-1009, default 1009): 1009
コマンド (m でヘルプ): p
Disk /dev/sde: 2147 MB, 2147483648 bytes
67 heads, 62 sectors/track, 1009 cylinders
Units = シリンダ数 of 4154 * 512 = 2126848 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sde1 1 1009 2095662 83 Linux
コマンド (m でヘルプ): w
領域テーブルは交換されました!
ioctl() を呼び出して領域テーブルを再読込みします。
ディスクを同期させます。
[root@discus1 ˜]#
● 無事パーティションはできたようなので確認する。Oracle RACの全ノードで実行し、内容を確認する。
下記例は、discus1で実行したもの。
[root@discus1 ˜]#
[root@discus1 ˜]# partprobe
[root@discus1 ˜]#
[root@discus1 ˜]# fdisk -l
Disk /dev/hda: 20.0 GB, 20000000000 bytes
255 heads, 63 sectors/track, 2431 cylinders
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/hda1 * 1 13 104391 83 Linux
/dev/hda2 14 2431 19422585 8e Linux LVM
Disk /dev/sda: 23.0 GB, 23085449216 bytes
64 heads, 32 sectors/track, 22016 cylinders
Units = シリンダ数 of 2048 * 512 = 1048576 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sda1 1 22016 22544368 83 Linux
Disk /dev/sdb: 23.0 GB, 23085449216 bytes
64 heads, 32 sectors/track, 22016 cylinders
Units = シリンダ数 of 2048 * 512 = 1048576 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sdb1 1 22016 22544368 83 Linux
Disk /dev/sdc: 23.0 GB, 23085449216 bytes
64 heads, 32 sectors/track, 22016 cylinders
Units = シリンダ数 of 2048 * 512 = 1048576 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sdc1 1 22016 22544368 83 Linux
Disk /dev/sdd: 23.0 GB, 23085449216 bytes
64 heads, 32 sectors/track, 22016 cylinders
Units = シリンダ数 of 2048 * 512 = 1048576 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sdd1 1 22016 22544368 83 Linux
Disk /dev/sde: 2147 MB, 2147483648 bytes
67 heads, 62 sectors/track, 1009 cylinders
Units = シリンダ数 of 4154 * 512 = 2126848 bytes
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sde1 1 1009 2095662 83 Linux
[root@discus1 ˜]#
次回へつづく。
| 固定リンク | 0
コメント