Mac De Oracle (Cross Platform Transportable Tablespace) #4 Tweet
続きです。今回は、以下、”→”部分の操作を行う。
3.トランスポートセットを利用し、ターゲット・データベースへ表領域をプラグインする。
1)データファイルのendianの確認。MacOSX と Windows(32bit)では、endianが異なる。プラットフォーム毎の endianを確認しておく。 | → | 2)データファイルのendianの変換及び、変換後データファイルの配置。 |
3)メタデータのインポート。 | |
4)プラグインした表領域をread/write可能に変更する。 |
参考資料:
「Oracle Database 管理者ガイド10g リリース 2(10.2)」の「データベース間での表領域のトランスポート」
2)データファイルのendianの変換及び、変換後データファイルの配置。
データファイル(c:¥externa_dir¥transportable01.dbf)を、big endianからlittle endianへ変換し、変換後のデータファイルは、ターゲットデータベースのデータファイルを配置位置(F:¥oracle¥product¥10.2.0¥oradata¥catfish¥transportable01.db)に作成する。endianの変換には、RMAN(Recovery Manager)を利用する。RMANのパラメータの詳細は、「リカバリーマネージャ」のCONVERTコマンドを参照のこと。
尚、Oracle10g R2では、RMANにTRANSPORT TABLESPACEコマンドが追加されている、(トランスポート表領域の機能拡張のようなのでいずれ試してみるか?!。。。)
C:¥external_dir>
C:¥external_dir>dir
ドライブ C のボリューム ラベルがありません。
ボリューム シリアル番号は 74FF-06A4 です
C:¥external_dir のディレクトリ
2006/09/07 22:09 <DIR> .
2006/09/07 22:09 <DIR> ..
2006/09/07 21:39 77,824 transport.dmp
2006/09/07 21:42 5,251,072 transportable01.dbf
C:¥external_dir>rman target / nocatalog
Recovery Manager: Release 10.2.0.2.0 - Production on 木 9月 7 22:09:24 2006
Copyright (c) 1982, 2005, Oracle. All rights reserved.
ターゲット・データベース: CATFISH (データベースID=2802966660)に接続されました
リカバリ・カタログのかわりにターゲット・データベース制御ファイルを使用しています
RMAN>
RMAN> convert datafile 'C:¥external_dir¥transportable01.dbf'
2> from platform = 'Apple Mac OS'
3> db_file_name_convert =
4> 'C:¥external_dir¥transportable01.dbf',
5> 'F:¥oracle¥product¥10.2.0¥oradata¥catfish¥transportable01.dbf';
backupが開始されました(開始時間: 06-09-07)
チャネル: ORA_DISK_1が割り当てられました
チャネルORA_DISK_1: sid=159 devtype=DISK
チャネルORA_DISK_1: データファイルの変換を開始しています
入力ファイル名=C:¥EXTERNAL_DIR¥TRANSPORTABLE01.DBF
変換済データファイル = F:¥ORACLE¥PRODUCT¥10.2.0¥ORADATA¥CATFISH¥TRANSPORTABLE01.DBF
チャネルORA_DISK_1: データファイルの変換が完了しました。経過時間: 00:00:02
backupが完了しました(完了時間: 06-09-07)
RMAN> exit
Recovery Managerが完了しました。
C:¥external_dir>
今日はここまで。次回は、メタデータのインポートを行う。
聞いている曲:
Rainbow - I Surrender

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