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2006年2月24日 (金) / Author : Hiroshi Sekiguchi.

Mac De Oracle Heterogeneous! #47

前回からのつづき。

PostgreSQLの文字型の二回目。

1.char型の検証

1)' あ '、 null、 空文字、シングルバイト文字を20文字登録。

空白の扱いを確認するため、”あ”の前後に空白を付加し、' あ ' として登録した。

postgresql749=> insert into char_test(id, r_char_20)
postgresql749-> values(1, ' ¥202¥240 ');
INSERT 33737 1
postgresql749=> commit;
COMMIT
postgresql749=> insert into char_test(id, r_char_20)
postgresql749-> values(2, null);
INSERT 33738 1
postgresql749=> insert into char_test(id, r_char_20)
postgresql749-> values(3, '');
INSERT 33739 1
postgresql749=> insert into char_test(id, r_char_20)
postgresql749-> values(4,'12345678901234567890');
INSERT 33740 1
postgresql749=> commit;
COMMIT

2)シングルバイト文字を21文字登録

20文字を超えるためエラー。(Oracleと連携しても問題になる事はないだろう)

postgresql749=> insert into char_test(id, r_char_20)
postgresql749-> values(5,'123456789012345678901');
ERROR: value too long for type character(20)
postgresql749=> rollback;
ROLLBACK

3)マルチバイト文字を20文字登録

20文字以内なので問題なく登録できる。
(MacOSX TigerのTerminalからマルチバイト文字を入力するとエスケープシーケンスに変換されてしまうが表示上は問題ない。いつ改善されるやら。。)
ちなみに、実行したインサート文は以下。

insert into char_test(id, r_char_20) values(5,'12345678901234567890');

postgresql749=> insert into char_test(id, r_char_20)
postgresql749-> values(5,'¥202P¥202Q¥202R¥202S¥202T¥202U¥202V¥202W¥202X¥202O¥202P¥202Q¥202R¥202S¥202T¥202U¥202V¥202W¥202X¥202O');
INSERT 33741 1
postgresql749=> commit;
COMMIT

4)マルチバイト文字を21文字登録

20文字を超えるためエラー。
実行したインサート文は以下。

insert into char_test(id, r_char_20) values(27,'123456789012345678901');

postgresql749=> insert into char_test(id, r_char_20)
postgresql749-> values(6,'¥202P¥202Q¥202R¥202S¥202T¥202U¥202V¥202W¥202X¥202O¥202P¥202Q¥202R¥202S¥202T¥202U¥202V¥202W¥202X¥202O2P');
ERROR: value too long for type character(20)
postgresql749=> rollback;
ROLLBACK

5)文字数、バイトサイズの確認

空白の扱いは、Oracleと同じようなので問題になることはないだろう。Oracleではchar(20 char)か、varchar2(40)にマッピングすればよいと思うのだが、Generic Connectivity経由の場合はどの型にマッピングされるのか?、また、PostgreSQLの char型は、Oracleのchar型より大きいサイズを定義できる(Oracleのchar型は2000バイトが最大だが、PostgreSQLでは約1GBまで可能)ため、Generic Connectivity経由である場合はどのように扱われるのかがポイントになるだろう。

postgresql749=> ¥p
select
id,
r_char_20,
length(r_char_20) as 文字数,
octet_length(r_char_20) as バイト数
from
char_test;
postgresql749=> ¥g
id | r_char_20 | 文字数 | バイト数
----+------------------------------------------+-------+--------
1 | あ | 20 | 21
2 | | |
3 | | 20 | 20
4 | 12345678901234567890 | 20 | 20
5 | 12345678901234567890 | 20 | 40
(5 rows)

postgresql749=>
postgresql749=> delete from char_test;
DELETE 5
postgresql749=> commit;
COMMIT


次回につづく。

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