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2006年1月17日 (火) / Author : Hiroshi Sekiguchi.

Mac De Oracle Heterogeneous! #14

前回にひきつづき、Generic Connectivityでのトランザクションに関連する挙動を見てみた。

Generic Connectivityでは分散トランザクションは行えない。
分散トランザクションを行おうとした場合、どのようなエラーが発生するか見てみることにする。

CORYDORAS> 
CORYDORAS> -- ここまでは、リモートトランザクションなので問題なく実行できる。
CORYDORAS> insert into emp_mysql4026_win@oracle10g_win values(5,'remote transaction');

1行が作成されました。

経過: 00:00:00.03
CORYDORAS>
CORYDORAS> -- 異なるデータベースを更新しようとしているのでここで分散トランザクションになる。
CORYDORAS> insert into emp_mysql4113a_mac_sv@oracle10g_win values(5,'distributed transaction');
insert into emp_mysql4113a_mac_sv@oracle10g_win values(5,'distributed transaction')
*
行1でエラーが発生しました。:
ORA-02047: 動作中の分散トランザクションは結合できません。
ORA-02063: 先行のエラー・メッセージを参照してくださいline(ORACLE10G_WIN)。


経過: 00:00:00.05
CORYDORAS> rollback;

ロールバックが完了しました。

経過: 00:00:00.05
CORYDORAS>

簡単なテストでトランザクションに関する挙動を見てきたが、リモートトランザクションとして実行するようにすれば特に面倒なことはなさそうである。
MySQLを利用する場合には、非トランザクションセーフなエンジンが表に利用されていないか確認しておいたほうがよい。

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