Mac De Oracle Heterogeneous! #1 Tweet
さて、しばらくご無沙汰していた記事投稿再開第一弾は、Generic Connectivityに関するものにした。
Generic Connectivityは、Oracle Database Heterogeneous Connectivity(異機種間接続)機能の一部で、
他に Transparent Gatewayという有償オプションも用意されている。(詳細は、マニュアル「Oracle Database Heterogeneous Connectivity管理者ガイド 10g」を参照するとよいだろう。)
Generic Connectivityは、ODBC又は、OLE DBを利用して行えるOracle Databaseの基本機能の一つ。
今回はODBCドライバが提供されている
MySQL4.0.25 (MacOSX 10.4 Tiger)
MySQL4.0.26-nt (WindowsXP Pro)
MySQL4.1.13a (MacOSX 10.4 Tiger Server付属のもの)
PostgreSQL7.4.9 (MacOSX 10.4 Tiger)
という4つのリモートデータベースに、Mac De Oracleらしく、MacOSX 10.4 Tiger Serverに無理矢理構築した、Oracle10g R1 EE 10.1.0.3から接続して動作上の癖を把握しておくことにした。
しかし、ここで問題発生。
現時点では、MacOSX版 Oracle10g には Heterogeneous Serviceが提供されていないのである。
どうするかしばし考えて浮かんだのが、Windows版又は、Linux版 Oracle10g R1 EEを踏み台にしてMacOSX Server上のOracle10gからアクセスするという方法。
そこまでしてそんなことやりたいのかという声が聞こえてきそうだが、最近、PostgreSQLやってくれとかMySQLがどうの。。。という話も多くなり、それらの勉強も兼ねて試してみることにした。(こんなことも試しておけば何かの役に立つこともあるだろうから。)
#そのうち FireBirdなどでも試してみるかもしれない。
ではまず、各リモートデータベースとするデータベースの構築から行っていく。尚、踏み台にするOracleはWindowsに構築することにした。
(LinuxはOracle9iで遊んでいるため今回は利用しないが、Unix/LinuxではunixODBC(ODBC driver Manager)及び、各データベースに対応したlinux向けODBC Driverがリリースされているし、Blogなどでも結構記事を見かけるのでそれを参考にするとよいだろう。また、unixODBCのODBCConfig(GUI)は、Windowsのデータソース管理の操作性に類似しているので戸惑うことは少ないと思う)
環境は以下の通り。
(キャタクタセットが統一できていれば一番よいが現実問題としてそうも行かない。が、今回、MySQLのデータベースはすべてSJISで作成した)
1、MacOSX 10.4.3 Tiger (PowerBook G4 1Ghz)
PostgreSQL 7.4.9 (キャラクタセット EUC。キャラクタセットにSJISが無いのでEUCにした。)
MySQL 4.0.25 standard (キャラクタセット SJIS)
#ほんとうは、iMacG5に作りたかったけど、奥さん専用のMacなので今回は遠慮した。(^^;;
2、MacOSX 10.4.3 Tiger Server (Power Mac G5 Dual 2.7Ghz)
MySQL 4.1.13a (キャラクタセットSJIS、MacOSX 10.4 Serverに付属しているもの)
Oracle10g R1 EE 10.1.0.3(キャラクタセット JA16SJISTILDE、無理矢理構築したもの)
3、WindowsXP Professional (AMD AthronMP Dual 2800+)
Oracle10g R1 EE 10.1.0.3(キャラクタセット JA16SJISTILDE)
(これを踏み台にしてMacOSX のOracleから各リモートデータベースをアクセスする)MySQL 4.0.26-nt standard(キャラクタセット SJIS)
イメージはこんな感じ
次回は、MacOSX 10.4.3 Tiger (PowerBook G4)にMySQL4.0.25 standard のデータベースを作成し、接続確認するための表を作成する。
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