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2005年6月 1日 (水) / Author : Hiroshi Sekiguchi.

Tiger De Oracle10g

先日(2005/4/29)にリリースされた、Mac OS X 10.4 Tiger。Oracle10g for MacOS Xは、Tigerに対応しているというアナウンスは今のところ(2005/6/1現在)ない。

でも、Oracle 好きな Macユーザは、何もしないではいられないのであった。。。。。
ということで早速、インストールしてみた。

1.環境確認



Panther De Oracle10gとは違い、PowerBookにインストールしてみる。Tigerに未対応なアプリケーションがあるので、Cubeは、Tigerにアップグレードできないでいる。(><)

今回、インストール対象に選んだのは、
PowerBook G4 17 inch 1Ghz 1GB-RAM MacOSX Tiger (10.4.1) である。(PowerBook G4 17inchの初期型)
DSC00004
今回も、Mac OS X Tiger で、Server版ではないことに注意。
また、現時点(2005/6/1)では、Oracle10g は、Mac OS X Tigerに対応しているというアナウンスは出ていないし、Mac OS X Panther Server 10.3.6以外の動作保証もされていない。

sh-2.05b# uname -a
Darwin pb17.local 8.1.0 Darwin Kernel Version 8.1.0: Tue May 10 18:16:08 PDT 2005;
root:xnu-792.1.5.obj ̄4/RELEASE_PPC Power Macintosh powerpc
sh-2.05b#

sh-2.05b# sw_vers
ProductName: Mac OS X
ProductVersion: 10.4.1
BuildVersion: 8B15
sh-2.05b#

sh-2.05b# gcc -v
Reading specs from /usr/lib/gcc/powerpc-apple-darwin8/4.0.0/specs
Configured with: /private/var/tmp/gcc/gcc-4061.obj ̄8/src/configure --disable-checking
--prefix=/usr --mandir=/share/man --enable-languages=c,objc,c++,obj-c++
--program-transform-name=/^[cg][^+.-]*$/s/$/-4.0/ --with-gxx-include-dir=/include/gcc/darwin/4.0/c++
--build=powerpc-apple-darwin8 --host=powerpc-apple-darwin8 --target=powerpc-apple-darwin8
Thread model: posix
gcc version 4.0.0 20041026 (Apple Computer, Inc. build 4061)
sh-2.05b#

sh-2.05b# /usr/sbin/system_profiler SPApplicationsDataType | grep Xcode
Xcode:
Get Info String: Xcode v2.0
Location: /Developer/Applications/Xcode.app
sh-2.05b#

とここまで確認できたら、早速インストールしてみることにする。(インストールの準備や手順は、Panther De Oracle10g その1からその7までを参考にしてもらいたい。/etc/rcが Pantherとは多少異なっているかもしれないが特に問題になるようなことはないだろう。)

2.インストール



OUIが起動して、順調に進んでいたが、リンク時にエラーが多発する。無理矢理進めて、 root.shを実行してみる。ん?! Pantherの時と違って600sec待つというシーンがない! ん! その前に、なんか、おかしい。 libclntsh.dylib.10.1 が無いと言われている!! ひとまず、 make.logや、インストールログを後で確認しようと、ログファイルなどを tar でまとめようとしたら、。。。。。。。

あ!、た、たた、tar が無い! man tar でも なにもでない! どういうことだ!。




そういえば、PowerBook を Mac OS X 10.4 (tiger) にupdateする際に、ファイルシステムの破損が検出され、TechToo Proでディスクを修復。本当は、DiskUtility で修復したがったが、DiskUtilityが修復作業中にクラッシュてしまうので、TechToo Proで修復したのだ。しかし、60GBのディスクを修復するのにあまりに時間がかかるので、TechToo Proの修復途中で停止させ、残りをDiskUtilityで修復したために、復活できなかったファイル群があったようだ。時間が掛かっても最後までTechToo Proで修復するべきであった。。結局、Mac OS X Tigerをクリーンインストールし、被害の無かったパーティションのデータも念のためにバックアップからリストアしてなんとか復活したのであった。

今は、ちゃんと、tar できます。私のMac。(爆)

と、無駄な苦労は、さておき、TigerへのOracle10gのインストールを再開する。

インストールが進み、root.sh を実行するが、やはり、リンクができないようだが、先ほどのエラー内容が異なるのは確かだ。早速、make.log など確認してみることにした。


作成されたプロセスから出力を開始します。
----------------------------------
make -f /Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/product/10.1.0/tiger/sysman/lib/ins_sysman.mk
relink_sharedobj SHAREDOBJ=libnmemso
/usr/bin/ld `cat /Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/product/10.1.0/tiger/sysman/lib/libnmemso.def
| grep -E "[a-zA-Z0-9]+[;]" | awk -F";" '{printf(" -u "$1)}'` -dylib -flat_namespace -undefined

ーー中略ーー

oracle/product/10.1.0/tiger/lib -lm
`cat /Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/product/10.1.0/tiger/lib/sysliblist`
-L/Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/product/10.1.0/tiger/lib -lm
/usr/bin/ld: can't open: /usr/lib/libcc_dynamic.a (No such file or directory, errno = 2)
make[1]: *** [/Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/product/10.1.0/tiger/sysman/lib/libnmemso.dylib] Error 1
make: *** [libnmemso] Error 2

作成されたプロセスからの出力を終了します。
----------------------------------
アクションから生じた例外: make
例外名: MakefileException
例外文字列: Makeファイル'/Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/product/10.1.0/tiger/sysman/lib/ins_sysman.mk'の
ターゲット'agent emsubagent nmo nmb'を起動中のエラーです。
詳細は'/Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/oraInventory/logs/installActions2005-05-25_09-14-40PM.log'を
参照してください。
例外の重大度: 1
このMake操作の出力は次の場所でも参照できます:
'/Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/product/10.1.0/tiger/install/make.log'

とログの通り、 libcc_dynamic.a が無いらしい。

どういうことだろうか! 調べてみると、 MacOSX Tiger には /usr/lib 以下には libcc_dynamic.a は、確かに存在しないのだ。 ところが、 MacOSX Panther には 存在したのである。さらに、調査すると、 libcc_dynamic.a は、シンボリックリンクであり、 MacOS X 10.3.x Pantherでは、/usr/lib/gcc/darwin/default/libgcc.a がソースであった。

Mac OS X 10.4 tiger では、XCode が、2.0となり、gcc3.3 と gcc4.0(デフォルト)2つの gcc が存在している。また、Panther では、/usr/lib/gcc/darwin/default/libgcc.a だったパスが、Tigerでは、変わってしまっている。 ようするに、まだ、Tiger + gcc4.0 (gcc3.3でも) OUIが対応していないのかもしれないが、、、でもよくよく考えてみると、gcc3.3 と gcc4.0でパスが変わっちゃうのもいかがなものかと。そのような影響が無いようにしておくのがベストだとすれば、Apple 側になんとかしてもらうのがよいのかもしれない。
pb17:/usr/lib oracle$ ll gcc
total 0
drwxr-xr-x 4 root wheel 136 May 24 21:48 darwin
drwxr-xr-x 3 root wheel 102 Mar 28 12:40 powerpc-apple-darwin8
pb17:/usr/lib oracle$ cd darwin
pb17:/usr/lib/gcc/darwin oracle$ ll
total 8
drwxr-xr-x 8 root wheel 272 Mar 28 12:40 3.3
lrwxr-xr-x 1 root wheel 3 May 24 21:43 3.3-fast -> 3.3
pb17:/usr/lib/gcc/darwin oracle$

でも、このまま、止めてしまうのももったいないので、/usr/lib/libcc_dynamic.a とういうシンボリックリンクを、gcc4.0の libgcc.a で作成してインストールしてみることにした。ただし、OUIでは、オラクルのインストールだけで、Net Serviceの構成や、データベースの作成は別途行うことにした。
sh-2.05b# cd /usr/lib
sh-2.05b# ln -s /usr/lib/gcc/powerpc-apple-darwin8/4.0.0/libgcc.a libcc_dynamic.a
sh-2.05b# ls -l libcc_dynamic.a
lrwxr-xr-x 1 root wheel 49 Jun 1 16:02 libcc_dynamic.a ->
/usr/lib/gcc/powerpc-apple-darwin8/4.0.0/libgcc.a
sh-2.05b#

これで、インストールを最初からやり直すと・・・・おおおお!〜 Yahoo! リンクが通りました〜。

次にroot.shを実行すると、Pantherのときと同じ、600秒のじっと我慢もさせられました。ここまでは、Panther同様、問題なく(?)進んでいるように見えます。

root.sh実行(後半部分だけ)
Checking the status of Oracle init process...
Expecting the CRS daemons to be up within 600 seconds.
Giving up: Oracle CSS stack appears NOT to be running.
./root.sh: line 788: /System/Library/StartupItems/OracleCRS: is a directory
Oracle CSS service would not start as installed
Automatic Storage Management(ASM) cannot be used until Oracle CSS service is started
mkdir: /opt: No such file or directory
mkdir: /opt/ORCLfmap: No such file or directory
mkdir: /opt/ORCLfmap/prot1_32: No such file or directory
mkdir: /opt/ORCLfmap/prot1_32: No such file or directory
mkdir: /opt/ORCLfmap/prot1_32: No such file or directory
cp: /opt/ORCLfmap/prot1_32/bin: No such file or directory
cp: /opt/ORCLfmap/prot1_32/bin: No such file or directory
chmod: /opt/ORCLfmap/prot1_32/bin/fmputl: No such file or directory
chmod: /opt/ORCLfmap/prot1_32/bin/fmputlhp: No such file or directory
cp: /opt/ORCLfmap/prot1_32/etc: No such file or directory
sh-2.05b#

次に、Oracle所有者でログインし、必要な環境変数を設定後、netcaにより、Net Serviceを構成してみた。問題ない(?)ようである。


pb17:/Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/product/10.1.0/tiger oracle$ netca
Oracle Net Servicesの構成:
次のリスナーを構成中:LISTENER
リスナーの構成が完了しました。
Oracle Net Listenerの起動:
リスナーの制御の実行:
/Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/product/10.1.0/tiger/bin/lsnrctl start LISTENER
リスナーの制御が完了しました。
リスナーの起動に成功しました。
デフォルトのローカル・ネーミング構成が完了しました。
作成されたネット・サービス名: tiger10g
プロファイルの構成が完了しました。
Oracle Net Servicesの構成に成功しました。終了コードは次のとおりです。0
pb17:/Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/product/10.1.0/tiger oracle$

最後にデータベースを dbcaで作成してみましょう。dbcaコマンドを実行するがうまくいかない。仕方ないので、create database文で手動で作成しようとすると、dbcaで発生するエラーと同じエラーが発生した。


SQL*Plus: Release 10.1.0.3.0 - Production on 木 5月 26 14:37:42 2005

Copyright (c) 1982, 2004, Oracle. All rights reserved.

SQL> conn / as sysdba
dyld: Symbol not found: _SSL_ALG_CLIENT_AUTH_MODE_RSA_SIGN_CLIENTSIDE_BS
Referenced from: /Volumes/WorkVol/u01/app/oracle/product/10.1.0/tiger/lib/libnnz10.dylib
Expected in: flat namespace

ERROR:
ORA-12547: TNS: 接続を失いました。


SQL>



googleで次のようなキーワードで検索すると mac _SSL_ALG_CLIENT_AUTH_MODE_RSA_SIGN_CLIENTSIDE_BS


ありました! 本家OTNに、


US-OTN Forum

やはり、問題があるようですね。Mac OS X Tigerに対応したOracle10gの登場を待つしか無いかもしれません。

2008/10/20:US OTNへのリンク切れ修正及び元エントリ引用追加

I don't know how to fix the problem but it seems critical. The install failed and when I tried to fix it, I got:

SQL> connect / as sysdba
dyld: Symbol not found: _SSL_ALG_CLIENT_AUTH_MODE_RSA_SIGN_CLIENTSIDE_BS
Referenced from: /Volumes/Shared/oracle/product/10.1.0/db_1/lib/libnnz10.dylib
Expected in: flat namespace

ERROR: ORA-12547: TNS:lost contact

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