Panther De Oracle10g その2 Tweet
rootユーザでの作業(Oracleインストール時のお約束!)
2. rootユーザでの事前準備
事前に、MacOS X 10.3.9 (panther) と XCode1.1 をインストールしておきます。なお、なお、MacOS X 10.3.9は、Pantherの最新リリースで、XCode1.1も日本語版では最新のものです(英語版では、XCode2.0までリリースされています。) |
MacOS Xでは、MacOS X Serverにインストールされている管理用ツールがないのですが、NetInfoManagerを利用するだけでも十分設定が可能なので心配ありません。また、NetInfoManagerは、GUIでも利用できますが、今回は、TerminalからNetInfoManagerコマンドを利用して設定します。また、デフォルトでは、rootユーザはdisableになっていますので、NetInfoManagerでrootユーザをenableにしないと、直接、rootユーザでログインできません
[pb17:] discus% su -
Password:
su: Sorry
[pb17:] discus%
しかし、sudoコマンドでrootになることはできるので、NetInfoManagerでrootユーザをenableにしなくても問題ありません。
Oracle10g EE Release 1(10.1.0.3) for Apple Mac OS X Server Quick Installation Guideでは、
The system must meet the following minimum hardware requirements:
RAM 512MB
Swap 1GB or twice the size of RAM
Disk space in /tmp 400MB
Disk space for Software files 2GB
Disk space for database files 1.2GB
と記載されていますので、これ以上のサイズがあれば問題ありません。
作成するデータベースをカスタマイズしてサイズを大きくするのであればその分は考慮してください。Swapは、MacOS Xではダイナミックページャが管理しており、動的に作成してくれるのでシステムディスクにそれ以上の空きがあれば十分でしょう。
マニュアルに書いてある手順で進めますが、ワークグループマネージャはMacOS X Serverにしか付属していないので、その部分はNetInfoManagerを利用します。また、ローカルで利用するだけならネットワークへの接続は不要なのですが、前述した通り、マニュアルに沿って作業を行うので、ネットワーク(LAN)には接続した状態を前提にしておきます。 |
2−1)rootユーザに切り替える!
[pb17:] discus%
sudo sh
Password:
sh-2.05b#
sh-2.05b# whoami
root
sh-2.05b# echo $SHELL
/bin/bash
2−2)メモリとディスク空き容量の確認!
sh-2.05b# df -h / |
外付けのExtraDisk2パーティションへインストールし、データベースは、
ExtraDiskパーティションに作成することにします。
sh-2.05b# df -h /Volumes/ExtraDisk |
sh-2.05b# /usr/sbin/system_profiler SPHardwareDataType | grep Memory |
GUIで操作したい方は、Finderウィンドウ->サイドバーのアプリケーション->
ユーティリティ->システムプロファイラダブルクリックで確認できます。
2−3)ソフトウェアのバージョンを確認!
MacOS X は、10.3.9 Pantherで、Server版ではありません! gccも3.3なので問題なし!
XCodeは、1.1ですが、付属しているgccが要件を満たしてます。
sh-2.05b# uname -a |
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