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2010年12月 9日 (木)

VirtualBox de Oracle11g R2 RAC #5

VirtualBox de Oracle11g R2 RACのつづきです。

Openfiler2.3のインストールとiSCSIボリュームの構成なのですが、VMでもリアルなマシンへのインストールとの違いは無いので詳しくは書きません。以前の記事を参考にしてくださいね。(ネットワーク関連は前回の記事もあわせてご覧ください

なお、今回Openfier2.3 (x86)向けに作成したVM (x86 red hat linux)は、CPU*2/RAM:2GB/DISK:100GBとしてあります。
Openfiler2.3 (x86)インストール時のパーティションは/bootに100MB、/に4GB、swapにメモリサイズの倍で4GBを配分し、残りの91.9GBを未割当としました。
未割当とした91.9GBをiSCSIボリュームで利用することになります。(この未割当分が大切。この時点ではパーティションに割り当てないで残しておいてね)

NOTE:
この時点では/etc/hostsファイルだけで、DNSは利用していません。Oracle11g R2 11.2.0.1.0 RACインストール事前作業Oracle RACノード間リモートアクセスの構成が終わったあとでDNSの構成を行います。(OpenfilerにDNSを構成することにしたので、このタイミングでDNSの構成とhostsファイルの構成を行うほうがよいとは思うのですが…


Openfiler2.3によるiSCSIボリュームの構成はこちらを参考に…
Mac de Oracle - 10万円未満 de RAC (11g編)#4 - 4. Openfiler2.3によるiSCSIボリュームの構成

以前と違う点は、Oracle11g R2からVoting diskとOCRがASM管理可能となったので全ボリュームをASM管理で行うことにしました。

という1点だけ。(iSCSIボリュームで利用する残り91.9GBをどのような割合で論理ボリュームへ配分したかは後述)

以前までOracleの共有ディスク・クラスタ・ファイルシステム(ocfs2)をインストールしていましたが今回は利用しません。Oracle11g R2でもVoting diskとOCRの共有ディスク・クラスタ・ファイルシステム管理は可能なようですが…)

  1. ハードウェア構成(VMなのでVMの構成も含めて)、ソフトウェア構成など
  2. Linux (CentOS 5.5 x86_64)のインストール
  3. Openfiler2.3 x86のインストール
  4. Openfiler2.3 x86によるiSCSIボリュームの構成
  5. Oracle RACノードでのiSCSIボリュームの構成
  6. Oracle所有者と関連ディレクトリの作成及び環境変数の設定
  7. Oracle向けLinuxサーバーの構成(カーネルパラメータの設定)
  8. Oracle RACノード間リモートアクセスの構成とntpの構成
    sshの構成は念のために行った、多分、実施しなくても大丈夫だと思うけど…ついでなので、ちょいと意地悪な実験をしてみた)
  9. ローカルネームサーバの構成
  10. Oracle RACノード構成ファイルの確認
  11. Oracle Automatic Storage Management(ASMLib 2.0.5 x84_64)のインストール及び構成
  12. Oracle11g R2 11.2.0.1.0 RACインストール事前作業
  13. Oracle11g R2 11.2.0.1.0 Grid Infrastractureのインストール
  14. Oracle11g R2 11.2.0.1.0 Database softwareのインストール
  15. Oracle11g R2 11.2.0.1.0 examplesのインストール
  16. Oracle Cluster databaseの作成
  17. Net Serviceの確認
  18. Oralce Grid InsfastructureとDatabase構成の確認
  19. Clusterの開始と停止の確認
  20. 簡単なTransparent Application Failover (TAF)の確認

以前の記事参照ください…ばかりだと、今回書く事がなくなってしまうのでiSCSIのボリューム構成で今回変えたところを書いておきますね。
(今回はすべてASM管理下に置くので…)

Openfiler2.3(x86)インストール完了後、/etc/hostsに設定した内容は以下の通り。

[root@arowana2 ˜]# cat /etc/hosts
# Do not remove the following line, or various programs
# that require network functionality will fail.
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost

192.168.1.92 arowana2.macdeoracle.jp arowana2
192.168.1.90 discus164.macdeoracle.jp discus164
192.168.1.91 discus264.macdeoracle.jp discus264

192.168.2.92 arowana2-priv.macdeoracle.jp arowana2-priv
192.168.2.90 discus164-iscsi.macdeoracle.jp discus164-iscsi
192.168.2.91 discus264-iscsi.macdeoracle.jp discus264-iscsi

192.168.1.2 lampeye.macdeoracle.jp lampeye
[root@arowana2 ˜]#


今回作成するiSCSI論理ボリュームおよびターゲット名などは以下の通り。
(Openfilerの構成手順はMac de Oracle - 10万円未満 de RAC (11g編)#4を参照のこと。)

・ネットワークアクセスの構成

前回の書いた通り、iSCSI専用の経路でアクセスできるようdiscus164-iscsiおよびdiscus264-iscsiからのみOpenfilerへ接続できるよう設定した。
Network_access_configuration_2


・Partitionの作成および、Volume groupの作成

91.9GBの未割当領域を/dev/sda4としてパーティション割当を行った後、rac1というVolume Groupを作成し/dev/sda4を割り当てる。

Block_device_management

Volume_group_management


・論理ボリュームの割当

rac1(前述の操作で作成したVolume Group)を選択し、論理ボリュームを追加する。今回はcrs向けに2GBの論理ボリューム2つ、OracleのData向けに21GBの論理ボリューム2つ、そして、Fast Recovory Area向けに21GBの論理ボリュームを2つを追加作成する。(91.9GBのうち、88GBを利用したので3.9GBほど残っちゃいましたけどね)

Volume_management


・iSCSI Target Qualified Name(IQN)の設定

crs向けに2つ、Oracle data file向けに2つ、Oralce Fast Recovery Area向けに2つのボリュームグループを作成したので、それぞれにiSCSI Target Qualified Nameを割り当てた。

CRS向け - iqn.2006-01.com.openfiler:crs1 および crs2
Oracle Data file向け - iqn.2006-01.com.openfiler:asm1 および asm2
Oracle Fast Recovery Area向け - iqn.2006-01.com.openfiler:asm3 および asm4

asm1〜4より、data1/2とか fra1/2にしたほうがわかりやすかったですね〜…後から反省。


Iscsi_target


・Network ACLの設定

RACを構成する2ノードのiscsi用privateネットワーク(discus164-iscsiおよび、discus264-iscsi(からのアクセスを許可するよう設定した。

Network_acl


・LUNマッピング

iSCSI Target Qualified Name(IQN)の設定で作成した各IQNをLUNへマッピングする。
マッピング内容は以下の通り。

Lun_iqn_mapping

ここまでくればiSCSIの準備は終了!

次回へつづく。





これまでのあらすじ
Mac de Oracle - 10万円未満 de RAC (11g編)#28

VirtualBox de RAC (Oracle11g R1編) #1
VirtualBox de RAC (Oracle11g R1編) #2



VirtualBox de Oracle11g R2 RAC #1
VirtualBox de Oracle11g R2 RAC #2 - 事前調査など…
VirtualBox de Oracle11g R2 RAC #3
VirtualBox de Oracle11g R2 RAC #4

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